青森)八戸市で合葬墓の基本計画、県内で取り組み進む

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横山蔵利
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 ゆかりのない複数の人の遺骨を一緒に埋葬する「合葬墓」を設ける計画が、青森県八戸市で進んでいる。年度内にも、概要を盛り込んだ基本計画が策定される見通しだ。弘前市は昨年度から受け入れを始め、青森市でも建設が進む。少子高齢化などを背景に、伝統的な「墓」のあり方を見直す動きが、県内各地に広がっている。

 公営の合葬墓の設置に関して八戸市では、15年度に庁内に検討委員会を設置し、翌年に20歳以上の3500人を対象としたアンケートを実施した。

 アンケートでは、市営合葬墓を利用したいとする人が約63%に達した。また、新しい形態の墓地の整備に関しては「整備する必要がある」「将来的な整備に向けて検討する必要がある」と答えた人が合わせて71%となった。

 自由記述の欄では、合葬墓の…

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