徳島)神山に滞在、芸術家4人が7作 町内6カ所で展示

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高橋豪
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 芸術家が滞在しながら作品を制作する徳島県神山町の「神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)」。21年目の今年は、国内外から招かれた4人が7作品を手がけた。町内の6カ所で展示されている。

 100組の応募があり、町民らの選考で選ばれた4人が、8月末から約2カ月間、神山町に滞在。それぞれ、インスタレーション(空間芸術)や映像作品を制作した。10月下旬、制作が大詰めを迎えた現場を訪ねた。

 小高い山の頂上付近では、狩野哲郎さん(39)=東京都=が木材を切っていた。狩猟免許を持ち、神山では狩りや釣りのリサーチをしながら過ごしてきたそうだ。作品は動物や自然環境がテーマの「自然の設計」。木とガラスを組み合わせた土台に、木彫りの器などの「人間にとって機能を持つ物」を置いたという。「鳥や小動物のえさ場や水場といった新しい自然の一部になれば」

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