石川)酒造りの現場で働き方改革進める 数馬酒造社長

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聞き手・沼田千賀子
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 季節によっては泊まり込みも当たり前だった酒造りの現場。石川県能登町の数馬(かずま)酒造の数馬嘉一郎社長(33)は、そんな職場環境を大胆に変えている。「変革」は業績にも良い影響をもたらしているという。

 ――なぜ酒造りの現場で働き方を変えようと

 もともと酒造りを担当していたのは、冬の仕込みの時期限定で働く季節雇用の技術集団のみなさんでした。休みも少なく、泊まり込みで、お酒のもとになるもろみの管理などをしてもらう大変な仕事です。仕込みの時期が終わると、農業などそれぞれの仕事に戻っていきました。

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