【動画】10月10日に予定される臨時国会予算委員会。攻める野党に迎え撃つ新内閣。戦後200回目となる対決の行方は?
渦中の菅原経産相、欠席のまま審議入り
安倍政権が今国会で重要と位置づける日米貿易協定の承認案が24日午後、衆院本会議で審議入りした。野党は承認案を「重要広範議案」に指定するよう求めてきたが、与党は重要広範議案「扱い」との位置づけで押し切った。重要広範議案とはどのようなものを指すのか。また、一見わかりにくい永田町文学とも言える「扱い」に込められた思惑は――。
この日の本会議では、安倍晋三首相も答弁に立った。野党統一会派の玄葉光一郎氏が「車の関税(撤廃)は勝ち取れなかった」と批判すると、首相は「自動車部品は交渉による関税撤廃と明記した」と反論した。秘書が選挙区内の有権者に香典などを渡したと週刊文春で報じられた菅原一秀経済産業相は、同協定の関係閣僚だったが欠席した。
与党は野党が求めた首相出席には応じたものの、重要広範議案への指定まではしなかった。
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