鳥取)台湾チャーター便が好調 県は定期便化へ本腰
鈴木峻
鳥取空港(鳥取市)と台湾を結ぶチャーター便の利用が好調だ。9~12月に38往復する計画で、過去最多。台湾からのツアー客が中心だが、今回の運航を機に、鳥取県は定期便の就航につなげたい考えだ。
10月31日午後4時過ぎ、鳥取空港国際線ターミナルに、台湾人の一行が降り立った。県職員や空港周辺の住民ら50人近くが出迎え、県産のナシで歓迎した。台北から訪れた葉亭儀さん(29)は「これまでも鳥取に来たかったが、チャーター便ができて良いチャンスだと思った」と、ナシをほおばった。
到着したのは、この日に就航した台北桃園空港とのチャーター便の利用客だ。エバー航空(台湾)が運航し、ツアー客が4泊5日で山陰、山陽、四国を周遊する。帰りは松山空港(愛媛県)を使うなどし、鳥取空港には今月中旬までに6便が降り立つ。出迎えた平井伸治知事は「我々の念願の路線で、これからも継続して欲しい」と期待を寄せた。
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9月4日には、鳥取―台中間…
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