鳥取)あこがれの南極観測隊に参加 深海サンゴを調査
矢田文
鳥取環境大講師 徳田悠希さん(39)
サンゴというと暖かい浅瀬の海にだけ生息しているイメージがあるかもしれない。けれど、サンゴは冷たい深海にも生息する。南極大陸付近の冷たい氷の下にも多様性に富んだ神秘的なサンゴの世界が広がっている。「ずっと南極のサンゴを調査したいと思い続けていました」。来月末、第61次南極観測隊の隊員として日本を出発する。
小さい頃から恐竜や化石が好きだった。化石の研究者を志し、大学では古生物学や地質学を学んだ。卒業論文で深海サンゴのセンスガイを研究したのがサンゴの道へ進むきっかけになった。深海の豊富な生物多様性にサンゴが深く寄与しているという重要性に研究する意義を感じた。
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2010年に出身の関西から…
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