更年期を迎えぜんそくと診断 市販の薬が発作の原因に

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患者を生きる・眠る「読者編」(2)

 「ぜんそく」「夜間頻尿」に届いたお便りです。

 ●解熱鎮痛薬で発作

 思春期のころから、原因不明の体調不良に見舞われるようになりました。そのころはせきの症状はなく、ひどい倦怠(けんたい)感や頭痛、ときには吐き気を感じていました。

 いろいろ検査してみましたが、大きな病気は見つからず、自律神経失調症と診断されました。

 更年期を迎え、症状が悪化したうえにせきが出るようになり、ぜんそくと診断されました。ステロイドの吸入薬で、症状をコントロールできていたにもかかわらず、呼吸困難を伴う発作が起きて2回、救急搬送されました。

 いずれも市販の解熱鎮痛薬をのんだ後に起きていて、その後、解熱鎮痛薬をのむと激しい発作が起きる「アスピリンぜんそく」とわかりました。使ってはいけない薬を把握することで、発作の不安は解消し、生活の質がぐっと上がりました。正しい診断が何よりも大切だと実感しました。

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