それぞれの最終楽章・団地で支える(6)
ぐるんとびー社長 菅原健介さん
これまで、「ぐるんとびー」で看取(みと)った5人の方々を紹介してきました。ケースはそれぞれ違いますが、僕らは「その人らしい最期」を意識して関わらせていただいたつもりです。「その人らしさを認め、みんなの人生の豊かさを最大化する」ことがミッション(使命)の一つです。
もう一つのミッションに「Always Why(常に「なぜ?」と考える)」があります。「正しい」を固定化させず、常にスタッフ同士で対話をくり返し「最適解」を更新し続けるようにしています。
2回目で取り上げた「わがままな」荻原一雄さんのケースも、そうでした。「介護でそこまでやる必要があるのか」「いや、本人らしく生きるためにはやるべきだ」……。僕らは何度話し合ったかわかりません。
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正解は一つではありません…
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