鷲田智憲
使わなくなった人形やぬいぐるみをまとめて供養する「人形・ぬいぐるみ供養祭」が22日、山形県内の葬儀場8カ所であった。会場には日本人形やぬいぐるみなどが並べられ、来場した持ち主らは焼香をし、思い出の品々に別れを告げた。
供養祭は全農ライフサポート山形の主催で、今年で16回目。ごみとして処分するのが忍びない人形やぬいぐるみに感謝しつつ送り出すもので、これまでに延べ7万体が供養された。参加者が納める供養料は、地域の幼稚園や保育園に贈る遊具の購入費に充てているという。
山形市深町1丁目のやすらぎ山形ホールには、約230人が来場し、人形やぬいぐるみ約1600体を持ち込んだ。
山形市の阿部曹子(ともこ)さ…