「当局にウソ」16年に欠陥認識か ボーイング連続墜落

有料記事

ニューヨーク=江渕崇
[PR]

 米航空機大手ボーイングの主力小型機「737MAX」の連続墜落事故をめぐり、同社のテストパイロットが、事故につながった飛行システムの欠陥を2016年時点で認識していた疑いが浮上した。同僚とテキストメッセージでやりとりした記録が18日、明らかになった。米航空当局に対し「ウソをついた」との記述もあった。

 ボーイングの経営をさらに揺るがす不祥事に発展する可能性があり、同社株は18日の取引で7%近く急落した。

 米連邦航空局(FAA)は18日、通信記録を前日夕に入手したとし、その内容が「懸念を抱かせるものだった」との声明を発表。この記録はボーイングが何カ月も前に見つけたのに報告がなかったことに「失望している」と非難。同社のミュイレンバーグ最高経営責任者(CEO)に対し、即座に説明するよう求めた。

ここから続き

 米メディアが入手した通信記…

この記事は有料記事です。残り356文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら