省エネ&エコな電気自動車 ノーベル賞天野さんら開発

有料記事

木村俊介
【動画】窒化ガリウムを使った省エネ電気自動車の走り=名古屋大学提供、山本正樹撮影
[PR]

 2014年ノーベル物理学賞を受賞した天野浩・名古屋大教授らのグループが、窒化ガリウム(GaN)を利用し、通常より2割以上省エネ電気自動車を走らせることができたと発表した。名付けて「All(オール) GaN(ガン) ビークル」。24日から始まる第46回東京モーターショー2019でお披露目される。

 電気自動車では、バッテリーの直流電流を「インバーター」という装置で交流電流に変えてモーターを動かす。インバーターの材料に通常のシリコンではなくGaNを使うことで省エネを実現し、これまでの電気自動車よりも電気を使わずに済むという。

ここから続き

 天野教授ら名古屋大未来材料…

この記事は有料記事です。残り277文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら