20年春闘も、賃金ベア2%程度要求へ 景気懸念でも

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吉田貴司
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 労働組合の中央組織・連合が2020年春闘で、賃金体系を底上げするベースアップ(ベア)率の統一要求を「2%程度」とする方向で検討していることがわかった。「2%程度」の要求は5年連続。景気への懸念材料が増す中でも賃上げ持続を求める構えだ。

 連合関係者によると、18日の幹部会議で20年春闘の基本構想案が示され、ベア率も口頭で説明があった。米中の通商問題などへの懸念の一方、消費増税で働き手の生活不安も高まっており、要求水準の維持が必要と判断したという。

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 16~19年の要求は「2%…

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