日本代表が初の8強入りを決め、20日に決勝トーナメントの南アフリカ戦が予定されるラグビー・ワールドカップ(W杯)。ラグビーW杯は五輪やサッカーW杯と並ぶ「世界3大スポーツイベント」とも呼ばれています。日本でも注目を集める自転車レースのツール・ド・フランスや野球の「ワールド・ベースボール・クラシック」など、他競技の人気イベントもありますが、ラグビーW杯が3傑に挙げられるのはなぜなのでしょうか? そこには、参加国数や視聴者数といった数字にとどまらない理由がありました。
スポーツマネジメントを研究する早稲田大スポーツ科学学術院の原田宗彦教授は、スポーツ大会の規模を測る要素として、大会への出場国数や出場選手数、観客動員数に加え、競技人口、テレビの視聴者数、放映権料、スポンサーの金額などがあると指摘します。
原田さんが挙げた要素のうち、出場国数や出場選手数、テレビ視聴者数を、関係の競技団体などで調べてみました。
・出場国(・地域)数
2016年のリオデジャネイロ五輪 206
2018年のサッカーW杯ロシア大会 32
ラグビーW杯日本大会 20…
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