(おあがりやす) 大きいけれど くどくない
森本俊司
下鴨ワッフル
生地は大人の顔より大きく直径25センチほど。上には拳(こぶし)をふたつ重ねたぐらいの生クリームがのっている。バニラアイスが隠れ、周りでイチゴのジャムが彩りを添える。そのでっかさにたじろいだが、あれよあれよという間に食べきった。
味がくどくないのは、料理人の浅井幸雄さん(40)が素材にこだわっているから。牛乳100%の自家製ホイップクリームに、生地は小麦と卵、砂糖、バターに牛乳。ジャムは自家製。生クリームに飾るミントも自分で栽培した。
20歳から働いたイタリア料理店でデザートとして考えたのが18年前。5年前に独立し、自宅近くの下鴨神社(京都市左京区)そばに店を開いたのを機に「下鴨ワッフル」と名づけた。看板メニューのひとつだ。
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下鴨のワッフルだからという…
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