4回転?「痛みがない状況、早く作りたい」 紀平梨花

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構成・大西史恭
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 フィギュアスケート女子のグランプリ(GP)ファイナルで2連覇を狙う紀平梨花(関大ク)が朝日新聞の取材に応じ、シニア2年目にかける意気込みを語った。

 紀平は第2戦スケートカナダ(10月25~27日)、最終の第6戦NHK杯(11月22~24日、札幌)にエントリー。ポイント上位6人に入れば、イタリア・トリノであるGPファイナル(12月5~8日)に進む。スケートカナダはテレビ朝日系列で放送される。記者との主なやりとりは以下の通り。

 ――シニア2年目。気持ちに変化はありますか。

 「今季はノーミスをしたいので、ノーミスでショートプログラム(SP)、フリーをそろえるだけかなと思います」

 ――トルソワ選手(ロシア)がジャパンオープンで4回転ジャンプを4本着氷させました。スケートカナダで、いきなり勝負することになります。

 「(トルソワ選手は)4回転がいつも安定してきていて、今季はさらに安定感が増していると思う。本番で調整するっていうか、そこで決めるっていう能力とか、メンタルが強いなっていうのをすごい思ったので。私も本番で合わせるっていうことが一番成績に関わってくるとこだと思うので。本番で決めるところとか、どの試合でも安定感を出してくるっていうのはこれから重要だなって感じました」

 「でも、あまり色んな人のことを考えていなくて。自分のGPシリーズが始まる。GPファイナルに行けるように、とにかく安定した滑りをしないとなと思っています」

 ――9月にあったオータムクラシック前の左足の負傷が長引いています。シーズンの、どのあたりで4回転ジャンプを構成に入れたいですか。

 「けががなかったら、もうすでに(4回転ジャンプを)跳んでおきたいなというところはあるんですけど。足も常に痛いわけではなくて、ルッツを跳ぶ時とかに、少しの痛みがずっと続いているので。痛みがない状態を早く作って、そこで追い込める状況を急いで作っていかないといけないなと思っています」

ここから続き

 ――改めて、昨季のGPファ…

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