あのポーズを思い出しながら 「老いる自分をゆるしてあげる。」(上大岡トメ)

有料記事

松尾慈子
[PR]

漫画偏愛主義

 タイトルそのままの本である。2000年代、自己啓発本「キッパリ! たった5分間で自分を変える方法」で一世を風靡(ふうび)した上大岡。天に拳を突き上げる表紙を覚えている人も多いだろう。その彼女がいま、老化を語っている。

 作中では53歳、1965年生まれの上大岡は、48歳でぜんそくと診断され、老化を実感する。そんな中、元医師のおばあちゃん、アンと出会う。アンが上大岡の素朴な質問に答える形で、人が老いることのメカニズムが明らかにされていく。

ここから続き

 100年ほど前まで、ヒトの…

この記事は有料記事です。残り810文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら