寒いのに、なぜ「冬アイス」? ブームが消費底上げ

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辻森尚仁
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 ここ数年、アイスクリームを冬に食べる人が増えているという。「冬アイス」という言葉まで登場し、右肩上がりで伸びるアイス需要を底上げしている。寒い季節になぜアイスを食べるのだろう?

 日本アイスクリーム協会によると、2018年度のアイス販売額は前年度比1・4%増の5186億円で、10年前に比べて3割強増えた。夏の猛暑で氷菓が4・7%増えたことに加え、「冬アイス」効果もあって、1リットル当たりの単価も558円と5年前から8・5%上昇している。

 冬アイスは約4年前、人気タレントのマツコ・デラックスさんが出演するテレビ番組が取り上げたのをきっかけに、脚光を浴びたという。アイス評論家、アイスマン福留さんが立ち上げた「日本アイスマニア協会」も16年から、毎年11月15日を「冬アイスの日」に定めてメーカーと一緒にPR活動を行うなど普及に努めている。

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 冷たいアイスをなぜ冬に食べ…

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