即位の礼に合わせ55万人規模の恩赦 政府が閣議決定へ

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 政府は15日の自民党総務会で、天皇陛下の即位を宣言する22日の「即位礼正殿の儀」に合わせて恩赦を実施し、対象規模は約55万人になることを報告した。18日の閣議での決定を目指す。皇室の慶弔事に伴う恩赦は1993年の天皇陛下と皇后さまのご結婚以来、26年ぶりとなる。

 恩赦は昭和から平成への代替わりの際は、昭和天皇の大喪の礼(89年)と上皇さまの即位礼正殿の儀(90年)に合わせて行われた。政府は犯罪被害者保護を進めてきた経緯を踏まえ、約250万人が対象になった90年の恩赦と比べ、今回は対象規模を縮小する方針を今春固めている。

 この日の総務会後、鈴木俊一総務会長が会見して明らかにした。鈴木氏によると、西村明宏官房副長官から説明があったという。対象者など具体的な内容の説明も受けたとみられるが、鈴木氏は会見では言及しなかった。

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 恩赦は憲法に基づく制度で…

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