千曲川の決壊地点は古くから洪水の常襲地帯 犀川と合流

有料記事台風19号

小林舞子
【動画】台風19号で氾濫した長野県の千曲川流域=14日、堀英治撮影
[PR]

 台風19号による大雨で堤防が決壊し、大きな被害が出た千曲川。専門家によると、長野市浸水エリアの一帯は古くから洪水の常襲地帯として知られている場所だった。国土地理院が推定した浸水の深さは最大で4・3メートルに達した。

 信州大の吉谷純一教授(河川工学)によると、千曲川は決壊地点の約8キロ上流で犀川と合流している。千曲川の源流は、長野、山梨、埼玉の県境の山岳地帯。犀川の源流は北アルプスの山中。二つの流域に降った雨が集まり、もともと水量が多くなるところだ。

ここから続き

 さらに、約5キロ下流では川…

この記事は有料記事です。残り275文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

こどもと被災地

こどもと被災地

東日本大震災が起きてからの13年という月日は、子どもが大人へと成長するほどの長さです。それぞれの土地で暮らす子どもたちの物語。[もっと見る]