シリア北部から撤退、トランプ氏指示 米国防長官明かす

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ワシントン=渡辺丘 イスタンブール=北川学
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 トルコ軍がシリア北部で少数民族クルド人の武装組織「人民防衛隊」(YPG)への軍事攻撃を強めるなか、エスパー米国防長官は13日、米CBSテレビなどに出演し、トランプ大統領がシリア北部の米軍約1千人の撤退開始を指示したことを明らかにした。

 エスパー氏は12日夜にトランプ氏とこの問題を協議したことを明らかにした。シリア駐留米軍の大半が対象になるが、エスパー氏は「シリア全土からの撤退か」という質問に「シリア北部からだ」と述べ、国外への撤退かどうかは明確にしなかった。時期については、「できるだけ早く安全に行いたい」と語った。

 トランプ政権は6日、トルコの軍事作戦を事実上黙認する声明を出し、シリア北部のトルコ軍の作戦地域から約50人の米軍部隊を撤退させたと発表した。

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 米国防総省によると、シリア…

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