でっかい茶碗にお裾分けの心 ガチャン、意外な魔の瞬間
編集委員・小滝ちひろ
「まだまだ勝手に関西遺産」
「大きいことはいいことだ」なんてCMソングを聴いて育った。だからというわけではないけれど、この大きさはずっと気になっていた。奈良・西大寺がお正月と春秋に催す伝統行事、「大茶盛(おおちゃもり)」の茶碗(ちゃわん)だ。
過去の朝日新聞奈良版を繰ると、紹介記事が毎年のように出てくる、出てくる。でも、んっ、おやっ? 直径が「40センチ」「35センチほど」「36センチ」とばらばらなら、重さも「4~6キロ」「5キロ」「5キロ以上」「6~7キロ」で、記事によって違うぞ。どれが正解なんだ? 西大寺の主事・中野祥圓(しょうえん)さん、教えてください。
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「ああ、それはどれも正解で…
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