わいせつ事件で求刑上回る判決 再犯防止教育中の男
合田純奈
鹿児島県出水(いずみ)市で4月、登校中の女子中学生を襲ったとして、強制わいせつ致傷や窃盗などの罪に問われた熊本県津奈木町の無職長浜雄介被告(23)に対する裁判員裁判の判決が11日、鹿児島地裁であった。岩田光生裁判長は「被告人の性犯罪への傾向は根深いものがあり、本件犯行の悪質性はかなり高い」などと述べ、求刑懲役7年を上回る懲役8年を言い渡した。
この事件の約1カ月半前、別の性犯罪で保護観察つきの執行猶予判決を受け、再犯防止プログラムの受講中に引き起こした事件だった。
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判決によると、長浜被告は4…
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