北海道)首相への抗議で道警から干渉受けた例、計6人か

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斎藤徹 武田啓亮
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 札幌市で7月、安倍晋三首相参院選の街頭演説中にヤジを飛ばした市民を道警の警官が取り押さえ排除した問題に絡み、首相に何らかの抗議行動を起こそうとした市民計6人が、警官に妨害や制止などの干渉を受けていたと、10日、市民団体が公表した。

 弁護士や学識者でつくる「道警ヤジ排除事件シンポジウム」実行委員会が道庁で会見して明らかにした。同会は22日に当事者らが登壇するシンポジウムを札幌市内で開き、警察行政の問題点を追及する。

 これまでは2人(3件)の市民が、参院選の自民党公認候補を応援するため札幌市を訪れた安倍首相に肉声でヤジを飛ばし、警官に強制的に排除されたことが、朝日新聞の取材などでわかっている。このほか4人の市民が同じ日、街頭演説会場付近で、「排除」とは言えないまでも警官らから干渉を受けていたことが、同会の調べで新たにわかった。

 同会の聞き取り調査や寄せら…

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