参院選当選したのに辞めて参院補選立候補…ありなの?
佐藤恵子
NHKから国民を守る党(N国)の立花孝志党首(52)が、つけたばかりの議員バッジを外し、10日告示の参院埼玉選挙区の補欠選挙に立候補するという。参院議員を辞め、また参院選へ――。異例の「くら替え」はありなのか。
「勝てるんじゃねと思った。僕としては出るしかないという感じ」。立花氏は8日、会見で語った。7月の参院選比例区で党として約98万票を集めた投票日から、わずか79日後。本人も「異例の辞職」と認めた。
参院選の結果、政党交付金も得る公党になった。「候補者を立てないわけにはいかない」と、埼玉補選への対応を模索していたのだという。8月の埼玉県知事選で落選した青島健太氏、元秘書への暴行疑惑が報じられた豊田真由子前衆院議員、「森友学園」の籠池泰典前理事長の長男……。打診を重ねたが、最後は自身の立候補を決めたと説明した。
立花氏は東京都中央区議への脅迫容疑で書類送検され、実刑ならば辞めると語っていた。しかし、それとは「全く関係ないです」。
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比例区の議員が辞めて補選に…
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