ノーベル化学賞に吉野彰さんら リチウムイオン電池開発

【動画】ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが会見=長島一浩撮影
[PR]

 スウェーデン王立科学アカデミーは9日、今年のノーベル化学賞を、リチウムイオン電池の開発で、旭化成名誉フェローの吉野彰(あきら)氏(71)や英オックスフォード大教授だったジョン・グッドイナフ氏(97)らに贈ると発表した。賞金は900万スウェーデンクローナ(約1億円)。授賞式は12月10日にストックホルムである。

 知らせを受けて、東京都千代田区の旭化成本社に待機していた報道陣の前に現れた吉野さんは、「めでたく2019年のノーベル化学賞を受賞いたしました。どうもありがとうございます」と話した。その後、「申し訳ないんですが、今からちょっと電話インタビューが始まるものですから。ちょっといったん席を外させていただきますので、よろしくお願いします。どうもありがとうございました」と笑顔で頭を下げた。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら