米、中国28社・団体に輸出制限 ウイグル族人権問題で

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ニューヨーク=江渕崇 北京=福田直之
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 米商務省は7日、中国新疆ウイグル自治区での少数民族弾圧に関わっているとして、監視カメラ世界最大手の杭州海康威視数字技術(ハイクビジョン)など計28の中国企業・政府機関について、米国からの輸出を制限すると発表した。少数民族弾圧という中国政府の機微に触れる新制裁で、10日に再開する米中高官級通商協議にも影響しそうだ。

 安全保障上の懸念を理由に輸出を規制する「エンティティー・リスト」に近く、ハイクビジョンや同業2位の浙江大華技術(ダーファ・テクノロジー)など8企業と同自治区の20の公安機関を加える。米企業から部品などを輸入するには米商務省の許可が必要で、事実上の禁輸措置となる。

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 米商務省は発表文で、ウイグ…

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