【詳報】不自由展再開に会場行列 批判し合う知事と市長

【動画】展示が再開された「表現の不自由展・その後」=川津陽一撮影
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 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)で、脅迫などの抗議が殺到し中止されていた企画展「表現の不自由展・その後」が8日午後、再開されました。会場の様子や関係者の発言など、タイムラインで追いかけます。

「鑑賞回数増やすことを検討」(19:00)

 不自由展の展示再開の初日を終え、トリエンナーレのキュレーターと芸術祭実行委員会事務局の担当者が報道陣の取材に応じ、初日は2回だった鑑賞回数について、「明日は増やす方向で検討」と話した。

河村市長座り込み「常軌逸している」(17:06)

 大村秀章知事は自身のツイッターで、河村たかし名古屋市長が、不自由展再開に座り込みで抗議をしたことについて「まさか、こんなことをするなんて。衝撃です。制止を振り切って、県立美術館の敷地を占拠して、誹謗(ひぼう)中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます。厳重に抗議します」と批判した。

■初日が終了(17:00)…

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