ブラック企業批判に「反省」 ワタミトップ復帰の渡辺氏

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長橋亮文
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 居酒屋チェーン大手ワタミの創業者、渡辺美樹氏(60)が6年ぶりに会長に復帰した。1984年にワタミの前身の会社を創業し、2013年に自民党から参院議員に転じてワタミの役職を辞職していた。自身がワタミトップの時代には社員の過労自殺問題で「ブラック企業」と批判され、業績が悪化したこともあった。復帰にあたって渡辺氏は何を語ったのか。

 渡辺氏の復帰は1日付で、会長兼最高経営責任者(CEO)に就く。7日には都内で、COO(最高執行責任者)を務める清水邦晃社長(49)とともに会見した。

 渡辺氏は10年後の経営目標として、売上高は現在の2倍にあたる2千億円、営業利益は10倍の100億円を掲げた。特に、高齢者向けに弁当を自宅へ届ける宅食事業に投資し、柱に育てる考えだとした。

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 なぜトップに復帰したのか…

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