国民投票法改正案の成立促す
臨時国会は7日、衆院代表質問が大幅に遅れる事態となった。憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案をめぐる週末の大島理森衆院議長の発言が「混乱」の引き金を引いた。安倍晋三首相が呼びかけた改憲論議は、国会序盤からつまずいた格好だ。
この日午後3時の予定だった衆院本会議での代表質問のスタートは、約1時間半遅れた。
大島氏は国会召集の翌5日、地元・青森で開いたパーティーで発言。与野党で対立が続く国民投票法案に触れ、「臨時国会で合意を見つけてほしい」と述べて今国会での成立を促した。さらに、「この国会で話し合う。与野党から相談があれば、いろいろなことを話す機会があるかもしれない」とも語った。
野党「スクラム組めない」
この発言に、野党がかみついた。
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