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岡田匠
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長岳寺の大地獄絵

 あの世の怖い世界を描いた「大地獄絵」が23日~11月30日、奈良県天理市の長岳寺(ちょうがくじ)で特別公開されます。原則として期間中の土日祝日の午後1時から北川慈照(じしょう)住職(77)による「絵解(えと)き」があります。

 地獄絵は9幅からなり、縦3・5メートル、横11メートル。安土桃山時代から江戸時代初期に活躍した狩野(かのう)山楽(さんらく)の筆と伝わります。地獄だけでなく、争いや怒りの絶えない修羅道(しゅらどう)、飢えと渇きに苦しむ餓鬼道(がきどう)、獣や虫などの畜生道(ちくしょうどう)も描かれています。

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 絵の解釈は、あの世への門を…

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