キノコ狩りの秋、遭難や食中毒に注意 誤って食べた時は
鵜沼照都 宮谷由枝
【動画】月山4合目付近をトレッキングしながらキノコについて学ぶイベントが開かれた=鵜沼照都撮影
収穫の秋、キノコ狩りの季節です。今年は夏場の酷暑などから不作が心配されていますが、山形県内各地でキノコ採りを楽しむ人も増える時期。一方で毎年、遭難や毒キノコによる食中毒が増える時期でもあり、県は注意を呼びかけています。
9月28日、庄内町立谷沢の北月山荘を拠点にトレッキングしながらキノコ狩りを楽しむイベントが開かれた。鶴岡市をはじめ山形市や仙台市など県内外から10人余りが参加した。
主催したのは同町の地域活性化グループ「やまぶどうの会」。地元の「キノコ採り名人」の板垣悟さんが講師役を務めた。当初は山荘周辺でキノコを探そうとした。しかし、今年は夏の酷暑に加え、9月に入ってからも気温が高かったことから「キノコが全般的に遅れている」と板垣さん。例年なら天然マイタケの最盛期だが、板垣さんは「あちこち見て回ったが全然出ていない」。このため、キノコ採りは、鶴岡市の月山4合目付近で行われた。
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