鳥取)10カ国語の音声翻訳端末 県西部タクシーで実験

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大谷秀幸
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 鳥取県ハイヤータクシー協会(船越克之会長)は、タクシー車内での運転手と外国人観光客らの会話をスムーズにする「多言語音声翻訳システム」の実証実験を米子市など県西部で始めた。鳥取市など県東部では3カ国語で実用化されているが、県西部の実証実験では10カ国語に拡大する。

 翻訳システムは、県ハイヤータクシー協会とKDDIが、情報通信研究機構が開発した技術を活用して2015年から開発してきた。鳥取市など県東部では、英語、韓国語、中国語に対応できる翻訳アプリが実用化し、タクシー60台に配備し、飲食店などで活用している。

 県西部の実証実験でもこの技術を基本にして、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、フランス語、ベトナム語、タイ語、スペイン語、ミャンマー語、インドネシア語に対応したシステムを7社のタクシー9台に搭載する。

 システムは、後部座席のタブ…

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