通販番組仕切って1万5千本 視聴者の反応見極めて指示

有料記事

平井恵美
[PR]

凄腕しごとにん

ジュピターショップチャンネル セールスプロデューサー 真島悟さん(46)

 ケーブルテレビなどで見られる通販番組「ショップチャンネル」。24時間365日生放送の番組を取り仕切るセールスプロデューサー(SP)を務める。出演者が商品を紹介するスタジオから離れた副調整室から、商品紹介の切り口を臨機応変に変え、指示を出す仕事だ。

臨機応変に進行

 番組で、いくらしょうゆ漬けの紹介が始まった。画面にはいくらやいか、スモークサーモンも載った海鮮丼が映し出された。すると、視聴者からコールセンターに電話が相次ぎ、いくらだけでなく、いかやサーモンの注文も伸び出した。元々はいくらが完売した時に紹介しようと考えていた商品だったが、気の早い視聴者が「これも買えるの?」と問い合わせ始めたのだ。

 注文や在庫の状況を確認しつつ、出演者や制作スタッフにインカムで「前倒しでいかやサーモンを紹介して」などと指示を出す。いくら、いか、サーモンの合わせ買いが増え、売り上げの伸びに勢いがついた。

訴求ポイントの見極め

 番組では、一つの商品を1時…

この記事は有料記事です。残り1261文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら