石破氏、確執目立つ幹事長と会食 側近公認巡り直談判か

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河合達郎 石井潤一郎
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 自民党二階俊博幹事長は3日夜、石破茂元幹事長と都内で会食した。かつては田中角栄元首相に師事し、自民党離党後も一時、行動を共にした間柄だが、復党後は距離が広がり、安倍政権では確執が目立っていた。会食は二階氏の呼びかけで実現したものの、狙い通り党内融和につながるかは見通せない。

 会食には、石破派の山本有二・元農林水産相と二階派林幹雄幹事長代理というそれぞれの側近が同席した。比例四国復活当選した山本氏は衆院高知2区が地盤。ところが8月に尾﨑正直高知県知事が次期衆院選高知2区から自民党公認で立候補をめざす考えを表明。その尾﨑氏を二階派が9月の派閥研修会で講師で招いたことから、石破派には「けんかを売っているようなもの」と警戒感が強い。

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 石破氏は周囲に「はいそうで…

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