岐阜)医療者教育の人材育成へ 岐阜大が初の修士課程
山野拓郎
岐阜大学は3日、国内初となる「医療者教育学専攻修士課程」を来年度から設置すると発表した。医師、歯科医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの指導にあたる人材を育てる。
医療者教育学とは、医療系学生や若手医療従事者の教育に必要な理論や技量を研究する学問。修士取得者が指導に当たるのが世界標準だが、日本には修士課程が一つもないという。
藤崎和彦医学教育開発研究センター長によると、岐阜大は2000年代初頭から医療者向けの教育能力開発プログラムを運営。この分野では国内の他大学をリードしてきた。
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定員は6人。現在、医療教育…
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