世界で一番恥ずかしかった進次郎氏、でも日本の風潮は…

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 国連の気候行動サミットに出席した小泉進次郎環境相から飛び出した「気候変動問題に取り組むことはセクシー」という発言。国内外で環境問題に取り組む若い世代の環境アクティビストは、彼の行動をどう見たのでしょうか。サミットに合わせ、ニューヨークを訪問中の清水イアンさん(27)に聞きました。

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 ニューヨークでは、若者たちの大規模なデモや多くの国際会議が行われました。僕も世界中から集まった環境の活動家、ジャーナリストと意見交換をしたいと思い、ニューヨークに来たのです。

 気候は、生活の基本条件です。だからそれが変動すれば、生活のすべてが不安定化してしまう。さらに温暖化による海面上昇で水没危機に直面する国々にとっては、気候変動対策は「生存」をかけた闘いでもあります。だから、具体策が求められる国連の場では、各国のリーダーは温室効果ガス排出削減の数値目標や明確な政策を表明していました。

 そんななか、石炭火力発電の利用を減らさず責任が重いと見なされている日本の環境大臣から出たのが、「セクシー発言」でした。

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 僕は英語が母語の一つなので…

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