45年ぶりの高さの求人倍率 でも小さな異変が
滝沢卓
厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じ1.59倍だった。有効求人倍率の水準は約45年ぶりの高さで、雇用は好調さが続いているようにみえる。ただ、統計を細かくみていくと、小さな異変も出始めている。
雇用の先行指標とされる新規求人数(原数値)は8月、前年同月比5.9%減だった。産業別でみると、製造業は15.9%減で、今年2月から7カ月連続でマイナスとなった。
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厚労省によると、前年よりも…
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