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　１日に全日本テコンドー協会が選手たちと開いた強化方針の策定協議会の後、同協会の岡本依子副会長が記者会見をした。岡本副会長は２０００年シドニー五輪銅メダリストで、選手たちが同協会の強化方針に反発してきた今回の問題のさなか、理事会では選手の側の視点から発言してきた。主な一問一答は次の通り。

　――協議会はどんな内容だったか。

　「選手の意見書への回答について話し合われる予定だったが、根本的な部分で選手たちが発言し、（協会幹部が）現状を重く受け止めることができたと思う。金原会長は、強化体制について『このまま』を前提にしているが、８日の理事会で人事を決めていくという方向性になった」

　――具体的に選手からはどんな声が出たのか。

　「（埼玉県協会の鳥越恒一副…