消費増税、還元制度が開始 政府「大きなトラブルなし」

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 消費税率が10%に上がった1日、初めて導入された軽減税率と、現金を使わないキャッシュレス決済へのポイント還元制度も同時にスタートした。複雑な仕組みに、現場では一部混乱もみられたが、政府によると、大きなトラブルの報告はないという。

 消費増税は5年半ぶり3度目となる。1989年4月に3%で導入された消費税の税率は、30年かけて2桁に達した。

 大手コンビニなどでは1日午前0時から税率が10%にかわり、ほかの店舗やサービスも多くが1日朝から税率が上がった。切り替え直後、コンビニで一部商品の税率の計算を誤るシステムトラブルなどもあった。

 軽減税率は、飲食品の税率を8%に据え置く一方、店内で飲食した場合は10%となる。大手コンビニは、買った商品をイートインコーナーで飲食する人に「店内で飲食する」と伝えるようお願いしているが、8%で買った商品を飲食する人の姿も見られた。

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 ポイント還元制度は、来年6…

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