習氏「同志諸君、ご苦労」 中国の建国式典で車から閲兵

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北京=高田正幸
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 中国建国70周年を迎えた1日、北京で祝賀式典が開かれた。

 午前10時(日本時間同11時)前、毛沢東の肖像画が掲げられた天安門の楼上に、人民服姿の習近平(シーチンピン)国家主席が姿を現した。両隣には江沢民(チアンツォーミン)、胡錦濤(フーチンタオ)の両元国家主席の姿もみえた。李克強(リーコーチアン)首相が式典の開始を宣言すると、大砲が打ち上げられた。

 国旗掲揚と国歌斉唱に続き、習氏は観衆の拍手のなかでマイクの前に立った。

 「この70年で全国の人民は世界が注目する成果を収めた。いかなる力も我々の偉大な祖国の地位を揺り動かすことはできない」などと約10分間、演説。その後、習氏は特別車から閲兵し、車上から、通りに並ぶ兵士らに「同志諸君、ご苦労」などと声をかけた。

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 習氏が再び天安門に戻ると…

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