山梨)ドローンで物資輸送 台風で交通寸断の集落に

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平畑玄洋
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 10月の台風19号の影響で物資の輸送路が寸断された山梨県早川町の奈良田集落向けに、県内の民間企業が町と協力し、直径約2メートルの大型ドローンで食料や生活用品を運搬した。集落へのアクセスは、県が迂回(うかい)路の整備を検討している。

 集落では生活道路の県道南アルプス公園線が台風19号の影響で50メートルにわたって崩落。一時は33世帯53人が孤立した。間もない10月16日には山側の傾斜地に仮設の歩行者用通路ができたが、坂道で道幅が狭いため、大きな荷物を運搬するには不向きだった。

 そこでドローンの製造販売会社「サイトテック」(身延町)が早川町に生活物資の運搬を提案。10月31日に大型ドローンを7往復させ、集落の住民が注文した掘りごたつ用の豆炭や食料品、郵便物を無償で運んだ。

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 同社は町などから灯油の運搬…

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