島根)首里城炎上、国宝松江城の防火対策は?
清水優志
那覇市の首里城で31日、大規模な火災が発生し、正殿などが焼失した。島根県内にも松江城(松江市)をはじめ木造の歴史的建造物がある。防火設備が老朽化しているとの指摘もある。
市まちづくり文化財課によると、国宝や重要文化財などを含む国指定建造物には消防法施行令によって自動火災報知機や消火器の設置が義務づけられている。松江城の天守内部には自動火災報知機と消火器のほか、スプリンクラーや消火栓が設置されているという。
本丸には天守を取り囲むように4基の放水銃が備えられている。夜間は本丸が閉門され、当直が警戒に当たるという。
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防火設備の多くは約30年前…
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