山形)消費増税前夜…定期券に列、JRは運賃表取り換え

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西田理人 星乃勇介
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 消費税率が1日午前0時から10%に上がった。酒類と外食を除く食料品は8%に据え置かれ、複数税率となる。交通機関も増税に合わせて運賃が改定されるため、県内の鉄道窓口では定期券を買い求める人が列を作り、駅員らも運賃表の変更など作業に追われた。

 JR山形駅では9月30日午後6時半ごろから、作業員4人が電動ドリルを使って券売所の運賃表を取り換えた。新しい運賃となるのは1日の始発からで、取り換え後は駅員らが待機し、乗客に行き先を聞いて料金を伝えた。JR東日本山形支店によると、県内のほかの各駅でも夜間に運賃表を取り換えるという。

 山交バスは1日から県内と仙台を結ぶ一部路線の定期券の価格を大幅に変更する。仙台市の専門学校に通う山形市の男子学生(18)は30日夕、3カ月分の定期券を購入した。「1日遅かったら1万円以上も高くなっていた。今日買えて良かったです」と話した。

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 山形市の百貨店「大沼」では…

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