視野せばまる緑内障、40歳から検査を 早期発見がカギ
服部尚
40代後半から近くのものが見えにくくなり、50代の今では、老眼鏡がないとスマホの画面の小さな文字は、ちゃんと読めなくなった。もともと強い近視なのでコンタクトレンズや眼鏡も手放せない。
以前から40歳以上になると緑内障のリスクも心配する必要があると聞かされていたこともあり、一度ちゃんとチェックしようと、今年から眼科ドックを始めた「バリューHRビルクリニック」(東京都渋谷区)で検査を体験させてもらった。視力検査などのほか、眼球の状況を撮影する眼底検査や、機器の前に座って小さな光が見えるか確認する視野検査などを受けた。検査にかかった時間は40分ほどだった。
少し緊張しながら、検査結果の説明を医師から聞いた。視神経などに異常は認められず安心した。ただ、視野検査で気になる点があることを説明され、念のため別の医療機関で再受診することを決めた。
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緑内障は、眼球の中の圧力で…
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- 服部尚(はっとり・ひさし)朝日新聞記者
- 福井支局をふり出しに、東京や大阪の科学医療部で長く勤務。原発、エネルギー、環境、医療、医学分野を担当。東日本大震災時は科学医療部デスク。編集委員を経て現職。