日本の勝因、地上戦での頑張り ラグビー元日本代表語る

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2015年W杯日本代表ロック
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真壁伸弥の目

 開幕のロシア戦だけを見たら、アイルランドに勝つのは難しいかもと思っていた。日本のキック処理があまりにも悪かったからだ。実際、アイルランド戦も前半にキックパスから2トライを許すなど「空中戦」ではやられていた。

 ただ、相手は思ったほどキックを使ってこなかった。結果、互いに攻撃の継続にこだわって我慢比べの様相になった。勝因は、そこでの日本FWの頑張りに尽きる。密集の攻防、いわば「地上戦」で、日本はしっかり球を保持した。アイルランドは日本の圧力に屈し、反則を犯した。

 この4年間、「ティア1」と呼ばれる伝統の強豪チームとの対戦を経験し、フィジカル面ではアイルランドと互角だと予想していた。それを結果で証明してくれた。

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 スクラムもしかり。アイルラ…

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