福岡、なぜ栃木より低い? 最賃の格差、広がるからくり

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土屋亮
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 2019年度の最低賃金(最賃)が今月から適用された。4年続けて全国平均で約3%アップし、東京都神奈川県は1千円を超えたが、地方の水準はまだ低い。なぜ底上げが進まないのだろう。

 最賃841円と全国平均(901円)より60円低い福岡県福岡市近郊のスーパーで、最賃をわずかに上回る基本給で働く男性(30)はため息をついた。「貯金ができず、いつも何かに追われている不安があります」

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 スーパーの手取りは毎月約1…

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