「せっかくなので受け取ったら高額だった」関電社長会見

有料記事

[PR]

 関西電力の岩根茂樹社長を含む役員ら20人が2018年までの7年間に、福井県高浜町の森山栄治元助役=3月に90歳で死亡=から計3億2千万円分の金品を受け取っていた問題で、岩根社長は27日、記者会見した。主なやり取りは以下の通り。

 ――誰がいつ、どのように受け取ったのか。

 社内の調査委員会を起こして、平成23年から平成30年の7年間にわたり調査をしている。物品等を渡されたことのある者は20人いる。金額の総額は3億2千万円。現時点では儀礼の範囲内以外はすでに返却を行っている。

 ――社内処分について。

 本件の調査内容をうけて関係者の処分を行っている。私も含め、報酬返上を含む処分を行っている。

 ――辞職の考えは。

 当社の社員が渡され、預かった金品を個人の管理下に置いていたことは、返却困難だったとはいえ不適切。再発防止策を確実に実施し、経営責任を果たしていきたい。

 ――金品のみで3・2億円な…

この記事は有料記事です。残り1491文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら