巡査長、容疑者に逮捕日教えた疑い LINE重ねる

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 警察官が容疑者に逮捕予定日を知らせた事件で、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで逮捕された京都府警東山署の巡査長、池田大助容疑者(40)=京都市右京区=はスマートフォンを使って予定日を漏洩(ろうえい)していたことがわかった。捜査関係者が明らかにした。2人は昨年11月、別の事件の捜査過程で知り合い、LINEでメッセージのやり取りを重ねていたという。

 府警監察官室によると、巡査長は7月10日、3月に発生した監禁・強盗事件の容疑者の一人である会社役員、高橋俊行容疑者(49)=大津市、同法違反(そそのかし行為)容疑で逮捕=に、当日の逮捕予定を知らせた疑いがある。高橋容疑者は、経営に関わる風俗店の店長を監禁し、約18万円を奪ったとする疑いがもたれていた。巡査長から情報を得て高橋容疑者は1週間逃走した後、東山署に出頭して逮捕された。

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 巡査長は2004年4月、府…

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