オールブラックス、試合よりもハカ? 知人らダメ出しも

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菅沼遼
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 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日夜、「オールブラックス」の愛称で知られるニュージーランド(NZ)がカナダ代表と対戦する。NZがキックオフ前に披露する儀式が、先住民マオリの伝統の踊り「ハカ」。本国では、試合そっちのけで話題になることもあるという。

 三角の陣形に並んだ選手が、舌を出し、目を見開く。獰猛(どうもう)さや情熱を示すその表情はマオリ語で「プカナ」と言い、ハカを特徴づける大事な要素だ。

 NZ代表チームが試合前に初めて披露したのは1905年にまでさかのぼる。今大会でハカのリーダーを務めるペレナラ選手は踊りの目的を「その土地とつながり、エネルギーを得るため。感謝と敬意を示すためでもある」と話す。

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