ゾンビでもいい、商店街に来て 山形の高校生が短編映画

有料記事

宮谷由枝
[PR]

 商店街に人がいない、ゾンビでいいから来て――。そんな商店主の嘆きから、新庄市中心部の南本町商店街を舞台に制作された短編映画「ゾンビ商店街」が完成し、10月にインターネットで公開される。同商店街理事の富沢洋一さん(44)が人通りの少なさを自虐した言葉に地元の高校生が乗っかった。死体からよみがえったゾンビが商店街を「復活」させるか。

 23日午後。新庄市の最上広域交流センターゆめりあであった完成試写会には約100人が詰めかけた。

 人通りのない南本町商店街で育った高校生カップルが、市内の最上公園でゾンビに襲われ商店街に逃れるが、商店街もすでにゾンビだらけ。ついには襲われたカップルもゾンビになり、再び商店街からは人がいなくなる――。

 15分ほどのシュールな映画に、観客からは笑いと大きな拍手が起こった。

ここから続き

 制作のきっかけは今年1月…

この記事は有料記事です。残り456文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら